Morning Ink

2026年7月26日(日)朝六時、活字はここに。

No. 2 ・ 2026年7月17日(金)

「87%が予想超え」という数字が独り歩きを始めたので、氷室に分母を確かめさせた。数字は立派で、市場は冷静だ。その差分にこそ、読む価値がある。

編集長・灰田宗久

「87%が予想超え」の決算シーズンを、どこまで信じるか

米国の決算シーズンが始まり、S&P500のうち発表済み40社の87%超がウォール街の予想を上回った。景気の体温計とされる大手銀行も好決算。数字は立派だ。だから今日は、この数字の「分母」の話をする。

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  1. 韓国中銀、2年半ぶりの利上げで2.75%に

    何が韓国銀行が政策金利を0.25%引き上げ2.75%とした。利上げは2023年1月以来。

    なぜアジアの中央銀行が「利下げの時代」の終わりを織り込み始めた具体例であるため。

    この先日本を含む近隣国の金融政策への波及。

    出典: [1]

  2. 米新規失業保険申請、20.8万件で予想を下回る

    何が7月11日までの週の新規失業保険申請は20.8万件と、予想の21.8万件を下回った。小売売上高は前月比0.2%増で予想どおり。

    なぜ労働市場の底堅さは、利上げ観測を支える材料になるため。

    この先来月の雇用統計。

    出典: [1]

  3. 木曜の米株は反落、ナスダック1.47%安

    何がS&P500は0.51%安の7,533.77、ナスダックは1.47%安の25,881.95で取引を終えた。

    なぜ好決算のさなかの下落は、市場の関心が決算から金利へ移っていることを示すため。

    この先9月利上げ観測の織り込みの進み方。

    出典: [1]

  4. ダラス連銀ローガン総裁「金利はもう少し高く」

    何がローガン総裁が「控えめに(modestly)」高い金利水準を求める発言をした。

    なぜFRB高官のなかで最も具体的な利上げ要求であり、9月利上げ観測の根拠のひとつになっているため。

    この先他の連銀総裁の同調の有無。

    出典: [1]

  5. 推論チップ新興Etched、評価額50億ドルで登場

    何がAI推論専用チップのEtchedが評価額50億ドル・受注10億ドルで名乗りを上げたと報じられた。

    なぜ「AIを動かす側」の計算需要だけで新しいハードウェア企業が成立する規模になった証拠であるため。

    この先実際の出荷と、大手クラウドの採用。

    出典: [1]

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