Morning Ink

2026年7月26日(日)朝六時、活字はここに。

No. 1 ・ 2026年7月16日(木)

今朝のトップは中国の「自炊」だ。規制は効くが、効き方は教科書どおりではない。築山が台所のたとえで書いた。ダイジェストには決算と利上げの足音を並べてある。事実から始めよう。

編集長・灰田宗久

Nvidiaを買えない国の、自炊がうまくなってきた

中国のAI企業から「自前チップ」の話が立て続けに出ている。1.6兆パラメータのモデルが国産チップだけで学習され、DeepSeekは推論用チップの自社開発に動く。輸出規制の話は、料理にたとえると分かりやすい。

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  1. TSMC、四半期売上が過去最高の396億ドル

    何がTSMCの6月売上は前年比68%増、第2四半期は396億ドルで過去最高。3nmプロセスは年末まで完売と報じられた。

    なぜAI向け先端チップの需要が、供給能力の限界まで埋まっていることを示す数字であるため。

    この先各社の増産投資と、価格交渉力の行方。

    出典: [1]

  2. xAI、Grok 4.5 をプライベートベータに

    何が1.5兆パラメータ基盤の新モデルが SpaceX と Tesla 社内で先行運用に入ったと報じられた。

    なぜ最上位モデルの競争が「公開ベンチマーク」から「自社現場での実運用」へ移る兆候であるため。

    この先一般提供の時期と、実運用から出てくる評価。

    出典: [1]

  3. ウォーシュFRB議長、就任後初の議会証言

    何が米連邦準備制度のウォーシュ議長が火曜から、就任後初となる議会での金融政策証言に立っている。

    なぜ市場が9月利上げの織り込みを始めるなか、新議長の言葉選びが金利観の基準になるため。

    この先証言での「利上げ」への言及の濃度。

    出典: [1] [2]

  4. 米大手銀行、第2四半期決算が予想を大幅超過

    何が決算シーズンの先陣を切った大手銀行が、市場予想を大きく上回る第2四半期決算を発表した。

    なぜ銀行決算は企業と家計の資金の流れを映す「景気の体温計」とされるため。

    この先銀行以外の業種に好調が続くか。明日の氷室の深掘りで分母の話をする。

    出典: [1]

  5. USMCA、米・メキシコが次回交渉ラウンドへ

    何が米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見直しをめぐり、次回の交渉ラウンドが予定されている。

    なぜ北米のサプライチェーン全体のルールが書き換わる可能性がある交渉であるため。

    この先主要条項(原産地規則・紛争処理)の扱い。

    出典: [1]

明日の紙面から金曜は築山の「今週いちばん無駄にすごい技術」